【2025年最新】楽天RPP広告とは?設定方法や成果を上げる運用のコツ17選を徹底解説

楽天市場で店舗運営をするにあたって、売上の根幹になると言っても過言ではないアクセス数。

集客において適切な広告戦略を講じることは店舗売上拡大に直結します。その中でも「楽天RPP(Rakuten Product Performance)広告」は、楽天に出店している過半数の店舗様が運用している、抑えておきたい広告の1つです。

本記事では、楽天RPP広告の基礎知識から設定方法、具体的な運用・改善手法、データ分析を踏まえた最適化のポイント、活用時の注意点まで、幅広い視点で解説します。

 

目次

楽天RPP広告とは?

RPP広告(Rakuten Product Performance広告)は、商品単位でのプロモーションが可能な成果報酬型(クリック課金)の広告メニューです。

楽天市場内で商品が検索された際、関連性の高い商品が検索結果上部や商品詳細ページ下部など、顧客目線で目につきやすい箇所に表示されます。

楽天市場で商品を検索すると、検索結果の一番上に表示される商品があります。その商品名の先頭に「PR」と記載されているのをご覧になったことはありませんか?この「PR」と表記されている商品が、RPP広告です。

何も設定しなければ一律で全商品が配信されますが、商品ごとにキーワードを設定する事も可能で、入札金額(CPC)や広告設定に応じて表示順位が決まるため、費用対効果をコントロールしやすい点が特徴です。

楽天RPP広告はどこに掲載されるか?

次に実際の掲載場所についてです。

検索結果ページ上部(PC5枠・スマートフォン7枠)

PC画面
スマートフォン画面

ジャンルトップ(PC・SPともに7枠)

PC画面:ジャンルトップ

検索結果の下部にある「おすすめピックアップ」

楽天トップ下部の「あなたにおすすめの商品をチェック」

その他、リンクのURLに「rpp」という文字が入っている物はRPP広告のエリアになります。

他の広告との違い

サーチ型広告である点が特徴で、楽天内での商品探索意欲がある顧客に直接訴求できます。

クーポンやメールマガジン、ディスプレイ広告(DSP)などとは異なり、顕在ニーズを持った顧客が検索するタイミングで表示されるため、コンバージョン率が比較的高まる傾向があります。

成果報酬型(CPC)であるため、表示自体には費用がかからず、クリックが発生した場合のみコストが発生する点で投資対効果が見えやすいのも特徴です。

楽天RPP広告の表示ロジック

RPP広告がどのような基準で表示順位を決定するか、そのロジックは以下の要素によって総合的に判断されます。

※詳細のロジックは公開されておりません。弊社で運用させて頂いた経験上での判断となります。

最も大きく表示に影響するのは入札単価(CPC)です。原則として、同一キーワードで出稿している広告主の中で、より高い入札額を提示している広告の方が上位表示されやすい傾向があります。ただし、入札額だけで全てが決まるわけではありません。

楽天RPP広告には、入札額と関連性に加えて、商品の売上額・売上件数を考慮する内部的なスコアリングが存在するとされています。加えて、商品自体の転換率も表示順位に影響している可能性があります。

2024年7月にセマンティックサーチが導入されて以降、基本的にはユーザーが入力したキーワードとの「関連性」が重視されています。商品タイトルや商品説明文、カテゴリ情報、属性などが検索キーワードに合致している商品ほど、RPP広告の表示率が上がります。

不適切な(関連性の薄い)キーワードで出稿している場合、たとえ入札額を上げても表示回数が伸びないことがあります。

楽天RPP広告の重要性とは?

楽天市場内での購買プロセスでは、ユーザーが検索を通じて商品を探す行動が中心となり、検索結果ページは購買意欲が高い顧客との重要な接点となります。RPP広告は、この検索結果で自社商品の露出を有料で確保できる手段であり、自然検索順位に依存せずに戦略的に顧客の目に留まることが可能です。

特に競合が多い市場では、新規出店者や新商品が即効性のある露出を得るために有効で、クリック課金型の仕組みにより、購入意欲が高い顧客に対して高い費用対効果を発揮します。

また、短期的には売上アップや新商品の露出増を狙いつつ、長期的には、顧客に繰り返し見られることで「検索ワード=自社商品」という刷り込み効果にもつながります。また、RPP広告で獲得した新規顧客は、その後、リピーターやファン顧客に育つ可能性があり、店舗としての長期的な価値向上にも貢献します。

 

楽天RPP広告の特徴

RPP広告の特筆すべき特徴は以下の通りです。

1.検索結果の上位に表示される

RPP広告は、PCやスマートフォンのモール内検索結果で必ず最上部に表示されます。そのため、どれほど楽天SEOに力を入れてオーガニック検索で1位になっても、広告を上回る位置に商品が表示されることはありません。

つまり、RPP広告を適切に運用することで、確実にユーザーの目に触れるチャンスを得られるということです。PCでは3枠、スマートフォンでは5枠と少ない枠ではありますが、キーワード・CPCの設定などを工夫する事で表示可能です。

2.顕在ニーズへ直接アプローチできる

ユーザーはすでに「何かを買いたい」という目的・意欲を持って検索しています。そのため、このタイミングで商品を露出するRPP広告は、高いCVR(コンバージョン率)が期待できる手法です。

潜在顧客へのアプローチが得意なディスプレイ広告などとは異なり、RPPは検索意図と直結しているため「今まさに買おうとしている」ユーザーにリーチします。

3.クリック課金なので無駄なコストがかからない

RPP広告は、クリックして初めて費用が発生するので、確実に商品ページにユーザーを呼び込む事が出来ます。

期間補償型や表示補償型の広告と違い、商品ページに来て初めてコストが発生するので、非常にコストパフォーマンスが高い広告形態になります。

4.全ての店舗が5,000円~始められる

最低入札単価は5,000円・最低クリック単価は10円・最低キーワード単価は40円~設定が可能でハードルが低いため、中々広告費が捻出できない店舗様もすぐに始める事が可能です。

5.商品単位での戦略的運用が可能

RPP広告は、店舗全体ではなく、商品ごとにキーワードを設定・入札できるため、利益率や在庫状況、販売戦略に応じた緻密なコントロールが可能です。「主力商品」「新商品」「在庫処分品」など目的に応じて個別最適化ができます。

 

RPP広告で期待できる事

楽天RPP広告は、アクセス数増加から購入率向上、認知度アップまで、売上アップに直結する複合的な効果が期待できます。特に、商品・ターゲットに合った運用を行えば、費用対効果を最大化することが可能です。

1. アクセス数の増加

楽天RPP広告は、楽天市場内で検索結果の上部や目立つ位置に商品を表示させるため、通常の検索結果よりも高い視認性が得られます。

これにより、多くのユーザーにリーチし、商品ページへのアクセス数が増加します。また、新規ユーザーの流入が活性化し、リピーター獲得のきっかけにもつながります。

2. 購入意欲の高いユーザーへのリーチ、転換率の向上

楽天RPP広告は、検索キーワードに基づいて広告を表示するため、購入意欲の高いユーザーを効率的に集客できます。

広告をクリックするユーザーは、興味を持っている可能性が高いため、コンバージョン率(購入率)の向上が期待されます。

3. 売上・利益の向上

広告経由のアクセスが増加し、購入率も向上することで、店舗全体の売上アップにつながります。
特に、競争が激しいカテゴリでシェアを伸ばしたい場合に効果的です。

季節商材の売上最大化や在庫過多商品や新商品を迅速に売り切ることでキャッシュフローの改善も期待できます。

4. 店舗認知度の向上

広告をクリックされなくても、表示されることでブランドや店舗の認知度を向上させる効果があります。
特に新規出店直後や認知度の低い店舗では、この効果が大きく寄与します。

5. カート追加率・回遊率の向上

広告を通じて商品に関心を持ったユーザーが他の商品にも興味を持ち、店舗内を回遊するケースが増えます。
これにより、広告商品だけでなく関連商品やセット商品の購入につながり、店舗全体の売上が底上げされます。

6.自然検索順位の向上

RPP広告による売上増が、間接的がオーガニック経由の売上に好影響を与える可能性があります。


楽天内のSEOアルゴリズムは「売上実績」や「転換率(CVR)」、「在庫状況」など複数要素を考慮しており、売上が上がる→検索順位も上がりやすい傾向は少なからず存在します。その結果、広告経由以外(オーガニック検索経由など)の売上も伸びる相乗効果が起きるケースがみられます。

楽天の検索ロジックは公表されていませんが、「売上/転換率が高い商品ほど上位表示されやすい」という傾向があります。広告経由で売上が増える→商品ページの転換率・売上実績が加算される→楽天の検索アルゴリズムでプラス評価を受け、オーガニック流入も増える…という好循環が起きている可能性が高いです。

7.広告データを活用した改善施策

楽天RPP広告では、広告のクリック率や購入率といったデータを可視化できます。このデータを分析することで、以下のような改善が可能です。

  • 効果の高いキーワードや商品カテゴリを把握し、商品構成や価格戦略を最適化。
  • データを基に他の販促施策(メルマガやクーポン発行)の効果を高める。

 

楽天RPP広告のメリットとデメリット

RPP広告のメリット

  1. 高い購入意欲への訴求
    検索段階の顕在顧客に商品を直接アピールできるため、コンバージョン率向上が期待できます。
  2. 低単価で設定・出稿出来る
    全体CPC・個別商品CPCは10円~、キーワードCPCは40円~入札が可能で、商品の利益率やリピート率によって調整が可能です。
  3. コストコントロールのしやす
    パフォーマンスレポートを活用する事で、費用対効果を見極めながらPDCAを回せます。また、予算や入札額の調整のUIも分かりやすいので、初心者でも容易に設定が出来ます。

RPP広告デメリット

  1. キーワード設定の難し
    検索意図や商品の関連性を的確に捉えたキーワード選定が不可欠で、誤ったキーワードでは成果が出にくくなります。
  2. 競合他社が多い
    人気カテゴリでは競合が増えるため、入札額が高騰しがちで、CPCが上がると収益性が低下する恐れがあります。
  3. 運用工数が発生する
    複数商品・キーワードを管理する場合、効果分析や入札調整などの作業量が増大します。

 

簡単3ステップ!RPP広告の設定方法とさらに効果を高める設定

RPP広告の設定方法はとても簡単です。

1.RMSにログインし、広告プロモーションメニューを開き「検索連動型広告(RPP)」をクリック

RMSの①「広告・アフィリエイト・楽天大学」をクリックし、②「1.広告(プロモーションメニュー」をクリック。

③「検索連動広告(RPP)」を選びます。

2.キャンペーンから「新規登録」を行う

④「キャンペーン」から⑤「新規登録」をクリックします。

3.必要項目を入力する

必要事項を入力します。

継続予算は5,000円~、1クリックあたりの入札単価は10円~設定出来ます。任意の数字をご入力ください。

ここまでの入力が完了すれば、24時間以内に配信が開始されます。

4.除外商品の設定を行う

以下は、よりRPP広告の成果を上げるための設定です。設定の基準は後述する運用のコツをご参照下さい。

⑥「除外商品」を選択肢、⑦「+新規登録」、⑧のエリアに商品管理番号を入力すると除外商品の設定が出来ます。

複数商品を登録する場合はcsvを用いて登録する事も可能です。

5.キーワードの設定を行う

⑨「商品・キーワード設定」を選択肢、⑩「+新規登録」、⑪のエリアにキーワードを設定したい商品の商品管理番号を入力します。

⑫のキーワード部分をクリックし

⑬に希望のキーワードを入力すると、目安CPCが表示されるので、参考にしながら⑭に希望のCPC単価を入力し、キーワード登録ボタンを押せば完了です。

1商品につき、最大10キーワードまで登録が可能です。

キーワード設定、実際のPDCAサイクルの回し方のコツについては後述します。

 

RPP広告の予算管理の方法

楽天RPP広告は、商品を検索上位に表示させる効果的な広告ですが、競合店舗も多く、自動入札のみでは思ったように表示されない、もしくは広告費の消化が早すぎる等の問題が発生するケースが多いです。ここでは、予算管理のコツとその変更手順について解説します。

キャンペーン月次予算とクリック単価の設定

広告キャンペーンごとに異なる月次予算とクリック単価を設定することができ、新規のキャンペーンを開始する場合と、既存キャンペーンの予算を変更する場合があります。それぞれ見て行きましょう。

新規での予算設定手順

  1. 楽天の管理システムにログインします。
  2. 広告メニューから「検索連動型広告(RPP)」を選択します。
  3. 「キャンペーン」セクションで「新規作成」を選び、必要事項を入力します。
  4. 月ごとの予算や1クリックあたりの入札金額を指定し、内容を確認後、登録します。

既存キャンペーンの予算変更方法

  1. 管理画面にログイン後、該当するキャンペーンを選択します。
  2. 月次予算やクリック単価を希望の金額に調整します。
  3. 設定内容を保存して変更を確定させます。

 

【RPP広告運用】商品選定4つのコツ

まず最初にやるべきことは、除外商品の設定です。つまりRPP広告経由で売れない商品、効率が悪い商品を広告から外すことです。

①商品別レポートでROASが低い商品

特に、ROAS(合計720時間)が低い商品は、広告を続けても効果が出にくいため、除外商品として設定して広告を表示させないようにしましょう。

売れない商品をいくら広告に出しても赤字を出し続けるだけです。後述しますが、このような商品に対して「なぜ売れないのか?」の根本原因を見つける事が最重要事項になります。

②すでに上位表示されている商品

特定の検索キーワードで、自然に検索結果の上位に表示されている商品には、追加で広告を出す必要がありません。すでに十分なアクセスが見込めるため、広告費を節約するために除外しておきましょう。

ただし、自社の商品名で検索した際に、他社の商品の広告枠が自店舗よりも上に表示される場合等は、自社のブランディングも踏まえ露出を続ける店舗様もいらっしゃいますので、店舗様ごとの判断となります。

③在庫が薄い・終売が近い

店舗側の理由でリピート見込みが低い商品は、利益率を下げる事になるので、事情がない限りは除外設定をする事がおすすめです。

④転換率が低い商品

クリック数が多くても、実際の売上に結びつかない商品は、転換率が低いといえます。こうした商品に広告費を使い続けると、ROASが大幅に悪化する可能性が高いです。売上に結びつかない商品は、除外リストに追加して、無駄な広告費を減らしましょう。

逆に・転換率が高い商品・リピート率が高い商品は積極的に露出をはかっていきましょう。

RMSトップ>データ分析>2店舗カルテ>店舗カルテ>上部タブ「売れている商品は?」からリピート率が高い商品を確認できるので、このようなデータを活用して積極的に広告配信を行う商品の選定をしましょう。

リピーターに繋げられればLTVが上がり、長期的に見て売上の底上げにつながります。

【RPP広告運用】キーワード設定7つのコツ

RPP広告の運用のカギはキーワード設定です。キーワード選定はRPP広告成功の根幹です。以下の6つのポイントを考慮し、キーワードリストを整えましょう。

商品特性・強みの洗い出し

自社商品の特徴(素材、機能性、デザイン、価格帯)を明確化します。たとえば「本革製」「軽量」「大容量」など、ユーザーニーズに直結する特徴を抽出します。

顧客目線での検索意図分析

顧客がどのような目的で検索するのかを考えます。「プレゼント用」「自分へのご褒美」「ビジネス用」など、利用シーンを想定したキーワードを組み込むと、購入意欲の高い顧客層を呼び込めます。

ビッグキーワードとロングテールキーワードの組み合わせ

「バッグ」「財布」などボリュームの大きいビッグキーワードは露出拡大に役立つ一方、競合が激しく、CPCが上がりやすい難点があります。
そこで、「本革 ショルダーバッグ メンズ 黒」など、詳細な商品特徴を組み込んだロングテールキーワードを同時活用することで、購入直前の顧客を引き込みやすくなります。

季節性・イベント性の考慮

季節やセールイベントに応じたキーワード追加も効果的です。例えば「母の日 ギフト バッグ」「夏用 軽量スニーカー」など、時期にマッチするワードで一時的な需要増を取りこみます。

競合リサーチ

同カテゴリ上位店舗が出稿しているであろう関連ワードを推測したり、実際に検索してみて上位表示される広告キーワードを調査しましょう。競合が多すぎるキーワードに固執せず、ニッチな切り口を探すことで費用対効果を高められます。

⑥キーワードを除外する

RPP広告では除外キーワード設定が出来ませんが、裏技的な手法で事実上の除外が可能です。

有効なのはビッグワード寄りに限定されますが、クリックされたくないキーワードをあえて低い単価で入札する事でそのキーワードで検索された時に表示される確率を下げる事が出来ます。

ポイントは、転換に繋がりやすいキーワードを探し、利益が高い、またはリピート率が高い商品に予算を集中させることです。

キーワードの定期的な追加と削除

商品や季節に関連した新しいキーワードを追加。

定期的にレポートを確認し、成果の出ないキーワードを削除または調整。

店舗様の日々の業務の中で、キーワードを探し、定期的に見直し、さらに毎日CPCを設定するのは正直ハードルが高いので、こういった細かい作業を代行させて頂いてます。

 

【RPP広告運用】CPC調整3つのコツ

キーワードを選んだら、次は入札単価の管理を徹底し費用対効果を最大化します。

①CPCはデフォルト11円に設定する

楽天RPP広告では、最低CPC(クリック単価)が10円に設定されています。このため、多くの店舗が広告費を抑えるためにCPCを10円に設定しているのが実情です。

しかし、競合との競争が激しい中で一歩先を行く方法として、CPCをわずかに引き上げるという選択肢があります。CPCを11円に設定するだけで、他店舗との差別化が可能になり、広告表示の機会を増やすことができます。

広告費を抑えることを優先してきた店舗でも、1円だけ単価を上げることで、ユーザーの目に留まる可能性が広がり、それが売上向上につながるケースも少なくありません。

まずはCPCを他社より1円程度上乗せしてみることで、広告効果の向上を目指しましょう。小さな調整が、大きな成果を生む第一歩になるかもしれません。

ただし、一定数の店舗では以前のようにCPC自体を25円や40円程で設定している場合もあるので、競合を分析しながら設定しましょう。

手動での微調整

データが蓄積されたら、ROASが低いキーワードは入札額を引き下げ、CVRが高いが露出が少ないワードには入札アップを試みるなど、キーワードごとに細やかに手動で調整します。

RPP広告リリース直後~2年頃は放置でもある程度の成果が出ていましたが、ここ数年は全て自動入札だと、表示数・クリック数ともに良いパフォーマンスを出す事が難しいです。

③定期的なPDCAサイクル

月1回、週1回といった定期的な見直しを行い、出稿結果を分析。トレンド変化(季節需要の移り変わり、新商品リリース等)を踏まえ、入札とキーワードリストを更新することで、常に最新ニーズに対応する広告運用が可能です。

 

【RPP広告運用】効果改善の具体的手法3選

一定期間の配信データが蓄積したら、それを基に改善策を講じていきます。

コンバージョンに繋がるキーワードの発掘

RPP広告には詳細なレポートが用意されており、表示回数、クリック数、コンバージョン数、ROASなどを確認できます。

最初は「どのキーワードがクリックされやすく、コンバージョンにつながっているか」を把握し、費用対効果の高いキーワードに注力していきましょう。

②CTRの向上施策

商品ページ改善は重要です。画像の刷新、ターゲットに響く商品名や説明文、レビュー強化によって購入意欲を高められます。

たとえば「送料無料」「当日発送」「ギフトラッピング無料」といった付加価値をわかりやすく提示すれば、クリック後の離脱率低下とCVR向上が期待できます。

競合と並んだ時に、商品画像・商品名・付加価値が劣っていないかをチェックしましょう。

更に

③転換率の向上

前述したとおり、ROASが低い=転換率の低い商品は抜本的な改善が必要です。RPP広告経由で転換に繋がらない理由は大きく分けて2つ

・転換率が低い
・流入キーワードのミスマッチ

キーワードに関しては、前述した内容にそって分析を進めて頂き、並行して転換率の改善を行う必要があります。

  • ターゲットの再確認
  • 他社になくて自社にある強み
  • 逆に、自社に欠けている点

以上を踏まえて、商品の魅力を最大限ランディングページ内で伝えられているかを見直しましょう。

例えば、競合よりも価格が高い場合「何故高価格なのか」の理由付けをしっかりと行い、ランディングページ内で伝える事でお客様は納得してくださります。

また、競合と比較した際の強みの発見は、競合商品のレビューにヒントが隠れています。

 

④配信配分の調整

楽天市場の特性上、売れる商品に広告を集中させる方法がより効率的です。以下の観点で予算配分を検討しましょう

  • 直近1~3か月の販売実績が高い商品
  • レビューや評価が良い商品
  • 楽天スーパーSALEやイベントに強い商品

ユーザーの購買意欲が高まっているタイミングをうまく活用するようにしましょう。

 

RPP広告に関するよくある質問

最後に、楽天RPP広告に関して店舗様よりよく頂くご相談内容を質問形式で紹介します。

広告費がすぐ尽きてしまう

入札額を下げる、もしくはCVRが低いキーワードを減らして優先度の高いワードに予算を回しましょう。

広告費の消化率が悪い

露出されていない可能性が高いです。CPCを高くしたり、キーワード数を増やし、目安CPCより上値の単価設定をしてみてましょう。

広告費の目安はどれくらいですか?

一般的に1クリックあたりの最低入札額は10円からスタート可能ですが、競合が多いカテゴリでは50~150円程度になる場合もあります。月額の広告費は、1~10万円からスタートする店舗が多いです。

ROAS(広告費用対効果)の目標はどのように設定すればよいですか?

1,000%以上が良いという傾向がありますが、実際は商品単価や利益率、店舗の目標に応じて設定します。一般的な目安は以下の通りです。

  • 利益率が高い商品: ROAS 300~500%
  • 利益率が低い商品: ROAS 500~800%以上

広告はどのタイミングで配信開始するべきですか?

予算に余裕がある店舗様は月間通して運用している方も多いですが、より効率的に運用したい場合はキャンペーンやセール時期に合わせて配信を開始するのが効果的です。

特に「楽天スーパーセール」や「お買い物マラソン」などのイベント時は、購買意欲が高まるため、広告効果が最大化しやすくなります。

新規出店の場合でも効果を期待できますか?

はい。新規店舗の場合、認知度を高めるための初期段階で特に有効です。RPP広告を活用することで、楽天内検索での露出を増やし、顧客獲得の足がかりを作れます。

  

楽天RPP広告運用ならファンクションにお任せ

RPP広告運用成功のカギは、適切なキーワード選定と、データに基づく入札・クリエイティブ改善、そして常に変化する顧客ニーズへの迅速な対応が重要です。

  • 商品特性や季節性を反映したキーワード戦略
  • 自動入札機能活用から始める段階的な最適化
  • 商品ページ改善やレビュー強化でCVRアップ
  • 定期的な分析とトレンド追随で継続的効果向上

これらを意識しながら、RPP広告を有効活用し、楽天店舗の売上アップを目指して下さい。

当社では、月額33,000円(税込み)で楽天RPP広告の運用サポートを承っております。

楽天運用歴15年以上のスタッフががキーワード選定、入札戦略、効果測定・改善提案まで一括サポートいたします。店舗様ごとの状況や目標に合わせた最適な運用プランをご提案し、費用対効果の最大化を目指します。

RPP広告を始めたいが、何から手を付けていいか分からない

既に運用中だが、もっと効果を上げたい

といったお悩みをお持ちの方は、ぜひ一度ご相談ください。4000社様以上のサポート実績から、貴社の売上アップと顧客獲得を力強く後押しいたします。お問い合わせはこちらからお気軽にどうぞ。

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