【全3回】元ECCが教える楽天スーパーセールで売上を劇的に伸ばす5つの方法【3回目】

今回で全3回のスーパーセールでの売上施策のまとめに入ります。

スーパーセールで抑えるべきポイント5つ

  • スーパーサーチ
  • 半額商品/目玉商品の作成
  • ポイントアップ
  • 限定ラ・クーポン発行
  • メルマガを数回に分けて送信

第3回では、この中の「ポイントアップ」と「ラクーポン活用」「メルマガ配信」について、詳しく解説していきます。

ポイントアップは必須事項

期間中に行われるポイントアップ企画はスーパーサーチ以外で「ポイントアップ対象店舗」として導線を設けられ、競合他店舗も必ず抑えてくる部分なので、出来るだけ参加をしましょう。

ポイントの変倍率は2倍、5倍、10倍、20倍から選ぶ事が出来、RMS内より申請を行えます。

申請をした場合はポイントアップが行われている店舗一覧に掲載されると同時にポイントアップ参加の店舗様用キーワードが楽天から配布され、それを商品名に入れる事で特別な導線を引かれ、アクセスアップを見込めます。

実際に今までポイントアップに参加しなかった店舗様の参加をお手伝いしたところ、1.5倍のアクセスに結びついたという結果もある程、効果的です。また、企画によってはポイントアップ参加店舗専用のバナーもメールで配布されますので自社で制作する必要もございません。

※ポイントの負担については基本的には店舗様ですが、企画内容によっては楽天負担の物もございますので、ECCからのメールをチェックしておく事をおすすめします。

クーポンはポイントよりも購入に繋げやすい

ここ数年の印象ですと、ポイントアップよりも直接的に売上に繋がり易い印象がございます。

ラ・クーポンは期間以外にも価格毎にしぼったり、ユーザーランクで絞る事が出来ますので、コントロールがしやすいです。

スーパーセール期間中の効果的なクーポンの使い方

もちろん、全期間で使用出来る物も有効ですが、より効果を最大限にするためにはタイムセールと併用して活用する事がポイントになります。

例えば20:00~20:59までのタイムセールがあった場合
その時間内(1時間)のみ使用出来るクーポンを発行するイメージです。

時間区切りで複数枚のクーポンを発行し、設置を差し替える必要がありますが、この方法はスーパーセール期間内でのクーポン効果を最大限に伸ばす事が出来ます。

実際にこの方法を導入した店舗様は前回のスーパーセール開始1時間の売上が30万円だったのに対して+67%の50万円に伸ばす事が出来ました。

クーポンは登録時に細かい設定が出来るので、スーパーセール期間内の企画に併せて運用を行いましょう。

※ラ・クーポンの負担については基本的には店舗様ですが、企画内容によっては楽天負担の物もございますので、ECCからのメールをチェックしておく事をおすすめします。

サンキュークーポンの活用

サンキュークーポンに関しては、新規で購入して下さったお客様に自動で配信がされるので、運用もより簡単でリピーター対策にもなります。

こちらは期間毎にセグメントを掛けるなどは行わず、新規のお客様に対してのみ、期間内同一の内容で目につく場所に設置をしておきましょう。

メルマガを最大限に活かして売上+30%

メルマガは既存顧客へのアプローチ方法に欠かせないツールです。

前回も記載した通り、メルマガを上手く活用して既存顧客からの購入、眠っている顧客の掘り起こしをしましょう。

配信はステップを踏み、回数を分ける

楽天でのメルマガのタイミングは非常に重要です。特に売上を立てる事を重視した場合、瞬発力が強く、すぐに効果が出るのがスーパーセールの前後の時期になります。

6月17日19:00~6月20日1:59が開催期間の場合1回目:6月17日18:00 「まもなく開催!~~」
2回目:6月18日19:00 「開催中!~~」
3回目:6月19日20:00 「残り6時間!~~」というようなイメージになります

上記のようにステップを踏んでメルマガを配信していきましょう。

また、キャンペーン前後は配信が混雑し、予約が非常にとりづらい状態となります。メルマガの予約は1週間前から出来るので、予め枠を確保することをお勧め致します。

セグメントをかけて無駄なコストを省く

メルマガを配信するにもコストが発生します。無闇矢鱈に乱発しても、コストが嵩むばかりです。

スーパーセールの場合、前後2回は全体に送り、開催中な優良顧客にセグメントをかける等を工夫が必要になります。

また、メールの内容毎に配信先を分けるのも有効です。例えば

  • 1年間購入がない顧客リスト:割引率高めのクーポンを掲載し配信
  • 頻繁に購入する優良顧客リスト:ロイヤルカスタマー限定のシークレットセール会場の案内

このように配信先毎にメルマガコンテンツの内容を変更することで、1通ごとのコストパーフォーマンスを上げる事が可能になります。

適切な内容を送る

こちらはキャンペーン以外の通常のメルマガでも共通する部分になります。例えば週刊誌や雑誌を読むとき、もちろん目的は内容ですよね。読みたい内容・欲しい情報がしっかりと書かれている事は非常に重要です。

「キャンペーンだからとりあえず商品の告知をしなくては」ではユーザーさんに素通りされてしまいます。
(雑誌でもあからさまな広告商品のページは飛ばしてしまいますよね。)

今までのメルマガからの集客状況を把握し、効果測定(※)を元に内容を練り、メルマガ内の画像もただ商品画像を陳列するだけでなく、送客に繋がるようなデザインを心がけましょう。

※効果測定・・・メルマガの開封率た送客数、クリック率などの数値をはじめとし、顧客様の年齢・性別・居住地域・ランク等から内容の送信リストや内容の精査を行います。

配信後は効果測定を行う

それぞれのメルマガの開封率や送客数、クリックされたコンテンツ、及び最終的に売上に繋がった確立等、細かい内容をRMSより確認する事が出来ます。

配信後、翌日にはざっくりとしたデータが出ているので、期間内にも細かくチェックし、間に合うようであれば、次の配信から改善を加える事も出来ます。(※予約の問題上不可能であれば次回セールからデータを活用。)

大まかに判断できる項目としては

  • 開封率:メルマガタイトルの見直し
  • 送客数:メルマガコンテンツ・デザインの見直し(※細かい内容はコンテンツ毎のクリック率より要確認)
  • 転換率:リンク先のコンテンツ内容

上記の3点となります。すぐに確認可能な内容なので、配信後は必ずチェックして下さい。

まとめ

スーパーセールは楽天市場内でも最もアクセス、流通額が増加するタイミングです。より、売上を立てやすく、新規を取りやすいこの時期は万全の施策が必須です。

上記の5つのポイントは必ず抑えるようにしましょう。しかしながら、今回ご説明させて頂いた5つの方法は、上位店舗は最低限として抑えている項目と言っても過言ではありません。

これ以外にも、集客を強化する為に広告を使用するという選択もあります。

スーパーセール期間内の広告

広告の効果が最も現れるのがスーパーセール期間中になるので、効率よく広告をかけたい店舗様は期間内の配信をすすめます。また、通常時よりもコストパーフォーマンスが良い傾向にあるので、よりスーパーセールで成果を出すためには視野に入れてみて下さい。

この時期の広告は通常時の広告と違い、より種類が増え、複雑化するので、入稿を予定している商品や、リンク先にするページ・用途に併せて選定する必要があります。

弊社ではスーパーセール等のキャンペーンの施策の立案・実行・効果検証、データに基づいたご提案をし、運用をサポートさせて頂いております。また広告入稿や選別のお手伝いもさせて頂いております。手間になる入稿作業及び、再入稿作業、ページ修正まで全て実行させて頂く事も可能です。

ご相談・ご提案は無料となっておりますので、是非お気軽にお問合せ下さいませ。

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