【2018年最新版】楽天広告の種類。それぞれの特徴と売上アップの活用方法とは

お店のアクセスを上げるために欠かせない楽天広告。その種類は何千種類にもおよびます。

沢山ある広告の中で何が自分の店舗にあっているのか、またその効果を最大にするためにはどうしたらいいのか、細かく説明させて頂きます。是非ご参考にしてみてください。

楽天広告の種類は大きく分けて3つ

楽天の広告の種類は膨大ですが、大きく分けると3種類にカテゴライズする事が出来ます。

  • 掲載系広告(露出系)
  • ニュース系広告(配信系)
  • クリック保証型(CPC広告/RPP広告/CPA広告/ダイナミックターゲティング広告)

となっております。

ざっくりご説明すると、掲載系は楽天のジャンルトップ等にバナー等で表示される広告、ニュース系は楽天から配信されるメールマガジンの中にバナーやテキストで掲載される広告、RPP広告CPCやCPAは検索結果上位に表示され、クリック毎に25~100円(設定によっては100円以上)の課金がされる広告となっております。

それではそれぞれ詳しくご説明して参りましょう。

2018年7月追記:CPC広告は2018年6月を以て終了し、現在はCPC広告の代わりにRPP広告が主流となっております。

掲載系広告(露出系広告)

楽天市場のページ内にバナー掲載される広告になります。

(※スマホサイトでの例となっております。レディースファッションのジャンルトップ)

このようにPCやスマホで楽天市場内のページにバナーとして掲載するのが掲載系の広告になります。

掲載系広告の価格

目安価格:20,000円~2,000,000円以上

広告の費用はクリックされるであろう数から産出されています。1クリックあたりを約50円と換算し、20,000円の広告なら400クリック、10万円の広告なら2000クリックが見込めるという計算です。

とは言え、それ以上のクリックがされる場合もありますし、もちろん以下の可能性もあります。ではどのような場合掲載系の広告が向いていて、どのように活用すれば売上アップにつながるのでしょうか。

活用方法

活用方法としては2種類あります。

  • イベント期間の特集枠で集客を狙う
  • 継続的に掲載する事でユーザーの認知度を上げる

基本的にはスーパーセールやお買い物マラソン、ポイントアップ祭等の楽天企画の開催中の合わせて掲載する事をおすすめします。

期間中にピックアップされる枠、例えばスーパーセール中でしたら半額の特集枠、タイムセール枠等、その企画に沿った枠を選定すると良いでしょう。

掲載系広告で売上を上げるコツ

リンク先の指定はは広告により異なって参ります。

商品ページ指定の物、カテゴリーページ、楽天goldページ共にOKな物等ございますが、共通していえる事は入稿したページ以外にも回遊できる仕組みを作って置く事です。

PCページなら画面横にキャンペーンページへの導線、スマホページなら画面横や下部にフロートさせてキャンペーンページ等の導線を用意しておきましょう。

また、可能であればクーポン等をカゴ回りに設置し、購入を促すような施策が出来れば更に効果が上がります。

掲載系広告の注目の広告

掲載系の広告と言っても種類は沢山。PC・スマホ、配信付のもの、掲載期間も1時間程の短時間の物から1ヵ月カバーする長期の物まで多岐にわたります。

では何を選べばいいのでしょうか。

現在アクセスが良いと言われているのがスマートフォンのジャンルトップに掲載される物です。

楽天市場全体のアクセスの割合も70%にもなります。折角広告を出すのであればスマホを狙うのは自然な流れと言えると同時に、PCに比べて安価なのが多いのも理由の一つです。

ただし、あまり下層のページへの掲載となってしまうとアクセスが落ちる可能性がありますので、ジャンルトップか楽天トップorジャンルトップから直に導線が引かれている企画の特設ページに掲載されるものを選ぶようにしましょう。

【おすすめ広告枠名(正式名称)】楽天スマートフォンジャンルトップ広告

※予算目安:30,000円~150,000円(ジャンルによって価格が異なります)

ニュース系広告(配信系)

楽天から届くメルマガの中に掲載される広告です。配信数によって価格が異なって参ります。

(上記サンプルはラ・クーポンニュースになります)

このようにユーザーのPCやスマホに配信される広告になります。

配信系広告の価格

目安価格:20,000円~

配信系の広告は配信される数(=配信数)によって価格が異なって参ります。

数万人単位で楽天市場会員へと配信されるのが基本ですが、会員のランクや性別、年齢、購入履歴等から興味のあるカテゴリー等、あらゆるセグメントがかかっています。

ダイヤモンド会員やプラチナ会員のみ等、楽天内のロイヤルカスタマーへの配信の場合は少し高くなっている場合もあります。

活用方法

楽天企画の開催時、もしくは終了間近に配信されるものを選ぶと良いです。企画の始まりと終りは売上の山になると同時に、短期的に売上が伸びるとランキングに掲載される事が期待できますので、出来るだけこのタイミングを選ぶようにしましょう。

配信系広告で売上を上げるコツ

配信系の広告は最近では掲載系の物とセットになっているものが多く見られます。掲載広告がセットになっているのに越した事はないので、配信+掲載を選ぶと良いです。

配信系の広告で期待できるのは先ほどと重複しますが短期的な売上の伸びでランキングに掲載される事です。

また、売上を取る為には上部枠を抑える事もポイントになってきます。下部枠だとあまりクリックされない場合もございますのでご注意ください。

加えて、同じニュース内には競合他社も掲載しています。似たような商品を入稿していた場合、価格勝負となってしまうので、予め担当ECCに他の枠にどのような商品が、いくらくらいの価格帯で入稿されているかを確認して入稿する商品を選ぶようにしましょう。

配信系広告の注目の広告

配信系の広告は種類によって配信する会員にセグメントがかかっています。

ここで注意するのは数ではなく質という事です。店舗の商品の特徴や価格帯にあったユーザーにセグメントがかかっている広告を選びましょう。

例えば、ブランド品を取り扱っている店舗様の場合、楽天市場会員10代~60代の男女ランダム50,000人に配信されるより、40代以上、プラチナ、ダイヤモンド会員にセグメントされた20,000人の方がCVRが良くなります。

クリック保証型

楽天内での検索結果に優先的に表示される広告です。

商品名の前に[PR]とついているのが掲載枠になります。検索結果の最上部5枠内(PCの場合3枠)に表示されます。

クリック保証型は4種類

また、クリック保証型は基本的にはクリックされたら●円課金という内容になりますが、仕組的には3種類ございます。

RPP広告(2018年6月よりCPC広告に変わって追加)

クリック単価が最低25円に下がり、商品ごとではなく、店舗全体として各商品を一括で広告掲載するイメージです。

もちろん、掲載の除外も可能になります。今までのCPC広告と異なる場所はキーワード単価での入札ではなく、商品ごとの単価で入札するという点です。

CPA広告

CPC広告と異なる部分は商品が自動にセレクトされるという事です。

店舗様がRMS上に登録されている商品から、商品が自動的にセレクトされ楽天市場内外の媒体に配信されます。
そして掲載された広告経由での売上に対して一定の料率が広告料金となる成果報酬型の広告となります。
店舗様側での広告枠の選定、購入、入稿作業等は必要ございません。
プロモーションメニュー上での同意後、翌日までに配信がスタートします。

出典:楽天店舗運営Navi

ダイナミックターゲティング広告

イメージとしてはgoogleやYahoo!等のリターゲティング広告に似ています。過去に店舗にアクセスしたユーザーへ商品を表示します。商品は楽天側が自動で選出します。

クリック保証型広告の価格・活用方法

価格目安:20円~

クリック保証型の広告は基本的には1クリックあたり25円~となっております。任意で単価を選ぶ事も可能です。RPP広告の活用方法は記載するととても長くなってしまうため、下記の記事をご参照下さいませ。

【関連記事】:楽天CPC広告の活用方法と具体的な運用方法

まとめ

楽天広告は何千種類もあります。むやみやたらに打つのではなく、商品に合ったものを、費用対効果の高い時期に掲載、または配信できるようにしましょう。

広告選びは普段慣れ親しんでいないと、結局何がいいのか、今回は何が最適なのかが中々判断しづらく、購入後の手続きも広告の入稿のチェック項目のクリアや審査等時間と手間がかかってしまいがちです。

ファンクションでは楽天広告での売上増加、また広告入稿や選別のお手伝いもさせて頂いております。

手間になる入稿作業及び、再入稿作業、ページ修正、またECCとの直接ご連絡まで全て実行させて頂く事も可能です。ご相談のみでも問題ございませんので是非お気軽にお問合せ下さいませ。

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