楽天CPC広告の活用方法と売上アップへの具体的な運用方法
CPC広告とは=Cost par Click クリック保証型の広告になります。
楽天市場内にキーワード検索した際に検索結果の最上部に表示され、ユーザーにクリックされると広告費が発生します。最もコストが低く運用出来る広告になります。
しかし中々クリックされなかったり、逆に予算の消費が早くて困る等、運用が難しい面もあります。
本日はCPC広告の具体的な入稿方法や、活用方法を紹介して行きたいと思います。
楽天CPC広告の種類は2種類ある
CPC広告は商品1つに対して設定する広告になります。その為入稿方法は商品ID等から商品を検索して行います。
楽天にお任せタイプ
これは商品に対して楽天側が勝手にキーワードを選んでくれるタイプです。
例えばミニスカートを入稿用商品として選んだ場合、関連されるであろうキーワード(スカート/ミニスカート/ボトムス等)を楽天側が何かしらのロジックを基に選んでくれます。
選ばれたキーワードは分からないので効果測定が難しいです。
料金
楽天にお任せタイプは1クリックあたり一律50円になります。
メリット・デメリット
メリット:クリックあたりの価格の安さ、入稿のシンプルさがメリットです。初心者に向いています。
デメリット:キーワードを選べないので効果測定が出来ない。何に置いてクリックされているのかが不明なため、購入に繋がっているいるのかが不明です。
キーワードを選ぶタイプ
これは商品に対してキーワードを選ぶ事が出来るタイプの物になります。
例えばミニスカートを入稿用商品として選んだ場合、ミニスカート・タイト・花柄等、ユーザーが検索した時に表示してほしいワードを選ぶ事が出来ます。
料金
100円~(※)となります。キャンペーン等で80円~等値引きされている場合もあります。
※設定する価格によって表示回数が異なります。詳しくは下記参照
メリット・デメリット
メリット:効果測定可能、よりピンポイントでキーワードの指定が出来るので店舗様の意図に沿う事ができる。
デメリット:クリック単価が倍以上になってしまいます。また、楽天側で設定されているかもしれないキーワードを設定した場合、損をしている可能性があります。
他店舗がキーワード単価を釣り上げた場合、それについていかないと表示自体されない恐れがあります。
楽天CPC広告の入稿方法
楽天CPC広告はRMSの中の広告メニュー→CPC広告入稿から1商品ずつ設定する事が出来ます。
キャンペーンを制作し、その中に入稿した商品をグループを制作し、1商品ずつ登録していきます。
楽天店舗内検索機能を用いて一括で登録する事も出来るので、複数商品を入稿したい場合は一括での方法もおすすめです。
クリックされアクセスを上げるための2つの方法
楽天にお任せの場合とコチラ側でキーワードを設定をした時で施策できる内容に差があるので各項目で説明していきます。
画像を加工する
楽天お任せの場合と任意キーワード両方に使える施策です。
入稿する際にデフォルトだと既存の商品画像が適応されますが、別画像を使用する事も出来ます。
競合を確認し他社より目立つ画像を入稿しましょう。
【競合店舗の確認方法】
入稿したいキーワード、もしくは検索されるであろうキーワードで実際に楽天市場内で検索をかけます。
検索結果の最上部に出てきた[PR]とついている商品が競合他社が入稿している商品になります。(PC:上部から3商品・SP:上部から5商品)
楽天お任せ:流入に繋がっているであろうキーワードで実際に楽天で検索をしてみて、広告エリアないしは1ページ目に出てくる店舗の画像を参考にしましょう。流入に繋がっているであろうキーワードはRMS内R-datatoolのアクセス分析>参照元キーワードである程度確認出来ます。
任意キーワード:設定したいキーワードで楽天市場内検索を行い広告エリアないしは1ページ目に出てくる店舗の画像を参考にしましょう。
キーワードを選択する
設定方法
任意キーワードのみ使える施策。流入させてたいキーワードをこちらから指定する事が出来ます。
プロモーションメニュー>楽天CPC広告>キーワード>新規登録 から設定
設定したキーワードでユーザーが検索した際に広告エリアに表示されるようになります。
キーワードの選び方
方法は大きく分けて4つあります。
- ユーザーが調べた時に出て欲しい単語:これは完全に店舗側の感覚的な希望になります。
- RMS内R-datatoolのアクセス分析>参照元キーワードから実際に検索されているキーワードを参考にする
- googleキーワードプランナーで世の中の検索の規模感を調べて類似キーワード等を選ぶ
- 楽天で実際に検索バーに単語を入れ、サジェストで出てきた組み合わせを入れる
②>④>③①の順番で参考にするのがおすすめです。
単価の決め方
キーワードを登録しているにも関わらずクリックがされない場合があります。その時に考えられる最も重要な事は「クリック単価」です。
キーワードを登録する際に「表示目安CPC」という項目が出てきます。
単価は各キーワードによって設定が可能で、他社が釣り上げている可能性があります。
他社がAというキーワードに対して200円の単価を設定していた場合、こちらが100円だともちろん表示率は低くなり、高い単価での入稿店舗が優遇されて表示されます。(※表示枠数に限りがある為)
この、「表示目安CPC」よりも高い価格で設定すると表示される率が高くなります。
また毎時間で価格が変動するので、設定してもその額を抜かれてしまったり、逆に価格が下がっているにも関わらず、高額のままクリックをさせて続けてしまう可能性もあるので要注意。
とは言え、毎時間張り付いているわけいかないので対策として、いつ更新するか等の決まりを作り運用していくのがオススメです。
クリックされ過ぎる時の工夫
場合によってはクリックされ過ぎてしまう時があります。あまりにも予算が減るスピードが速い、もしくは集まるアクセスに対して極端にコンバージョンが低い場合は下記のポイントを確認してみましょう。
除外キーワードを設定する※楽天お任せの場合のみ適応
楽天にお任せでCPC広告を走らせている場合、何のキーワードで出ているか分かりません。予期せぬビッグワードで広告が出てしまっている場合、もちろんクリックがされてしまいます。(広く浅くとってしまうイメージ)そんな時は表示されるキーワードを除外する事が可能です。CPC広告>キーワード内「除外キーワード新規登録」のボタンがあるのでそこから登録します
キャンペーン、広告グループ(商品)を選択しキーワードを検索し、決定する。
ここで設定が完了すると、そのキーワードで検索された際は表示対象から省かれます。
月内のスケジュールで効率よく予算を振り分ける
CPC広告は他の広告と異なり入稿後すぐに反映、任意のタイミングでストップをかける事が出来るのでユーザーの購買意欲が高いタイミング、例えばスーパーセールやマラソン、もしくは週末のみで設定を行い、平日は解除する等をして、効率よく予算を振り分けて行く事も手段の1つになります。
まとめ
このように、楽天CPC広告では対象のキーワードとメインに画像、予算の配分をしっかりと管理していれば効率よく管理し、費用対効果を最大限に伸ばす事が出来ます。
ファンクションではCPC広告運用でのアクセス・売上増加のお手伝いもさせて頂いております。手間になるCPC運用の入稿・予算管理・キーワード管理等全て実行させて頂く事も可能です。ご相談のみでも問題ございませんので是非お気軽にお問合せ下さいませ。