既存商品の編集が出来なくなる恐れについて

SKU移行後の対応について、必須商品属性設定を失念し商品編集がロックされてしまう店舗様が増えております。

商品編集がロックされてしまうと、在庫管理含む一切の編集が出来なくなりcsvによる一括変更が出来なくなります。

今回は、このような事態を防ぐために最低限設定すべきポイントを解説致します。

必ずご確認ください。

移行後180日以内に設定「商品属性」とは?

SKU移行後は「タグID」に代わって「商品属性」の入力が必須となります。

従来は7桁の数字で入力していましたが、今後は直接的な実際の値での入力となります。

出典:RMS店舗Navi

今までタグIDは必須ではありませんでしたが、商品属性は「必須項目」「任意項目」があります。

必須項目はジャンルにより異なりますが、メーカーや色、原産国等、お客様の購買における重要なポイントを設定するケースが多いです。

この必須項目をSKU移行後180日以内に設定しないと、商品編集機能がロックされてしまい価格や在庫数、商品名、商品画像など、商品に関する一切の情報編集ができなくなります。

csvでの一括編集が出来なくなる

既に皆様もご存じの通り、楽天検索で上位表示させるためには売上金額や販売個数等が大きく影響します。より多くのお客様に商品をご覧頂くために、細かく商品名を変更したり、ランディングページを修正する店舗様も多くいらっしゃいます。

では、この必須商品属性を設定しないと、どうなるでしょう。

商品属性の必須項目を設定しない状態で180日が経過すると、カゴがロックしてしまい直接変更だけでなくcsvを使用しての更新も不可能となります。

商品数が多い店舗様には致命的な問題になりかねないです。

SEO対策として任意項目も設定を

180日以内に設定すべきは必須項目だけですが、モール内SEOの観点を踏まえると、出来るだけ多くの商品属性の設定をおすすめします。

商品属性も従来のタグIDと同様、楽天内で検索する際の絞り込み機能に用いられます。

従って、設定をしていないとお客様が絞り込みを行った時点で、検索結果から排除されてしまいます。

以前、弊社の「楽天モール内SEO対策~基礎編~」でもお伝えした通り、タグID(現商品属性)の設定の有無でアクセスに10~20%の差が出たケースもあるほど、この項目は重要になります。

必須項目設定の際に、あわせて行いましょう。

商品属性の設定方法

設定方法や、必須項目についてはRMSの店舗Naviよりご確認頂けます。

確認すべき項目を下記にまとめたので、RMSにログイン後ご確認ください。

商品属性の設定方法 ※リンクでRMS店舗Naviが開きます

1.必須商品属性の確認方法と今後の商品登録について

2.必須項目の確認方法
商品属性定義書の中の「ジャンルごとの項目一覧」シートで、背景色がオレンジのセルが必須商品属性の項目です。必須商品属性についてはこちらをご確認ください。

3.必須商品属性が未入力の商品の確認方法
自店舗の商品に商品属性が設定されているか分からない場合は、上記よりご確認ください。

必須項目に該当がない場合

「商品属性の必須項目に該当がない」という事例が何店舗様からかご報告頂いております。

例えば、取り扱い商品がコーヒー豆にも関わらず、色等の商品属性必須項目が存在するケース等です。

その場合は無理やり項目名を記入するのではなく、「-」(ハイフン)を入力する事でカバーする事が可能です。

万が一、既に180日が経過してしまった場合

商品属性が未設定のまま180日過ぎてロックがかかって商品情報が更新出来なくなってしまった場合、商品属性を設定することでロックは解除されますので、必須商品属性の設定をお願いいたします

まとめ

商品属性の設定が未対応の店舗様、設定したか分からない店舗様はなるべく早い段階で確認するようにしましょう。

また、SKU移行後、カゴを統合した商品に対しては商品画像についても新ガイドラインが適応されます。SKU移行に伴い、様々な変更がございます。

ご不明な点や、ご相談がございましたらお気軽に弊社までご連絡くださいませ。

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