2023年3月度楽天スーパーSALE│サーチ申請率etc..全体感の振返り
まずはスーパーSALEお疲れ様でした。
3月のSSは年間通しても2番目に売れるタイミングになります。皆さまいかがでしたでしょうか。
セミナーでもお話していますが、SSで売上を上げ、新規顧客を獲得するためにはスーパーサーチ申請が重要になります。
今回は2023年3月4日~11日に開催されたスーパーSALEでのサーチ申請率について、独自で調査した結果を共有致します。
楽天市場全体でのサーチ申請率
現在、楽天市場内には約2億6千万商品が販売されています。この内、何商品がサーチ申請されているのでしょうか。
全商品 | 261,669,676 |
セール対象ジャンル商品 | 261,669,676 |
スーパーサーチ申請商品 | 10,050,332 (3.84%) |
スーパーサーチ半額商品 | 2,716,777 (1.04%) |
なんと、サーチ申請(10~49%OFF)されている商品は全体の約4%、半額商品となると1%となっております。
思ったより少ない印象です。
ただ、スーパーSALE中お客様はサーチ専用検索窓から検索する可能性が高くなります。その場合、普段戦っている競合の約96%の商品が検索結果に掲載されないのでサーチ申請していれば検索上位に来る確率を上げる事が出来ます。
レディースファッションジャンルのサーチ申請率
上記では全体感を記載しましたが、ジャンルごとに見ていくと状況は変わってきます。
ジャンルやサブジャンルによってサーチ申請率に結構な開きがあります。ここではレディースファッションジャンルを例に挙げてみて見ましょう。
通常商品数 | 5,209,470 |
スーパーサーチ申請商品 | 430,991(8.27%) |
スーパーサーチ半額商品 | 140,585(2.7%) |
全体と比べると、倍以上の申請率になっています。さらに掘り下げると
レディースジャンル>和服のスーパーサーチ申請率
通常商品数 | 646,833 |
スーパーサーチ申請商品 | 106,252(16.43%) |
スーパーサーチ半額商品 | 45,472(7.03%) |
また大きく数値が異なって参ります。
ジャンルによって大きくサーチの申請率が変わってきます。
ここから言える事は、自店舗のジャンルの申請率次第では、サーチ申請をしないとほぼ確実に競合に埋もれてしまう可能性があります。
逆に、無理にサーチ申請をしなくても良いケースもあり得ます。
スーパーSALEの施策は、競合分析をし規模感を意識
スーパーサーチ申請率のジャンルごとの違いから分かるように、取り扱っている商品や、属しているジャンルによって対策が異なってきます。
サーチ申請だけでなく、ターゲット層によってポイントが効くのか、クーポンが効くのか、タイムセールが効くのかは反応が変わります。
様々な手法を試し検証をしながら、自店舗にあった施策を然るべきタイミングでリリースする事が大切です。とは言え、キャンペーンの回数は限られてきます。
試しているだけでは機会損失を生みかねません。
弊社ではジャンル問わず多くの店舗様のサポートをさせて参りましたので、売上規模やお取り扱い商品に関わらず、貴店に近しい成功事例を共有させて頂けます。
ささいな事でも構いませんので、気になる事がございましたらお気軽にご相談下さいませ。