【楽天メルマガ徹底攻略】月10万底上げをし、リピーターを育成する方法

「キャンペーン時にはメルマガを配信しましょう。」

よく言われますが、具体的にどのようなメルマガを、どのタイミグで投げればいいのでしょうか。また、売上に繋げるメルマガを配信するためにはどうすればいいでしょうか。

今回はRMSの中から送れる楽天メルマガについて

  • 1通あたり売上を100,000円作る方法
  • リピーターを育成する方法
  • 現在のメルマガの改善ポイント

以上の3点に重きをおいて徹底解説をしていきます。

楽天メルマガを活用すべき理由

RMS内でデフォルト用意されているR-mailから1通1円でメルマガを送信する事が出来ます。広告費をかけずに注文獲得ができるので運用のコツを掴めば売上の底上げにつながります。

メルマガ経由での売上が作れる

メルマガの最大のメリットはダイレクトに売上が作れる事。

特にスーパーセールやお買い物マラソンのスタートダッシュ時のメルマガは売上につなげやすく、固定客がついている店舗だとメルマガ経由の売上だけで100万円以上たてる事も。

さらにスタートダッシュで売上が上がればランキングに乗る可能性もあがり、自然流入も増えて一石二鳥。

他にもワンダフルデーや5.0のつく日のつく日の配信は売上げに繋げやすいです。

リピーターを育成出来る

前述した通り、固定客=リピーターの存在は売上において非常に重要なポイントです。

お客様との接触回数を増やす事で、好印象を持つようになります(単純接触効果)。
リターゲティング広告などの効果もこれに起因します。

メルマガを配信しなければ購入時1回限りですが、メルマガを配信すれば接触回数を増やすことができます。

メルマガを定期的、継続的に配信することでお客様との接触回数を増やしお店を覚えてもらい、ファンにさせる事ができます

ブランディングが出来る

価格競争に巻き込まれないためにも、昨今のECでは必須になっているブランディング。

前目のリピーターにも重なってきますが、メルマガを通してお店のブランディング、付加価値の向上を行う事も可能です。

セールの告知等だけでなく、「お店の想いを知ってもらう」ツールでもあるのです。

ここで1つメルマガを通したブランディングに成功した事例をご紹介します。


オリジナルの犬用アパレルを販売しているショップのメルマガで「うちの子自慢フォトコンテスト」を開催。

SNSでハッシュタグをつけて投稿してくれたユーザーから毎週1匹優勝を決め、メルマガで発表するという内容でした。
このメルマガの開封率は常に65%以上あり、掲載する商品の転換率も10%以上に。
ユーザーのニーズを捉え、楽しませつつ購買に繋げる事が出来た成功例です。


メルマガ会員の増やし方

メルマガ会員になってもらうためには

  1. 購入して頂く(※)
  2. 自らメルマガ登録して頂く

の2つの方法がありますが、②経由の登録者が相対的に少ないです。

※この場合は購入時に楽天の仕組上、チェックを外さない限り勝手に登録されるためお客様としては「メルマガ会員になった」という意識は低いです。

自らメルマガ登録するお客様は再入荷のお知らせや予約商品のお知らせ等を求めるケースが多く、既に角度の高い見込み客がほとんどです。

購入経由以外でのメルマガ会員登録者数を増やす方法をご紹介します。

会員登録を促すバナーを目立つ場所におく

店舗様の作りこみでヘッダーやフッターにメルマガ登録ボタンを設置しない限り、デフォルトの状態だとメルマガを登録するボタンは存在しません。

PCですべきメルマガ会員登録施策

PCでは最低限ヘッダー、フッターに、メルマガ登録ボタンの用意をしましょう。

また、最も見られる商品ページにもカゴ周りや、画面固定バナーでメルマガ登録ボタンを用意し、お客様の目につくようにしましょう。

スマートフォンですべきメルマガ会員登録施策

スマートフォンもPC同様トップページにはメルマガボタンの設置は必須です。

加えて、SPでは商品ページのカスタマイズエリアが乏しいので「スマートフォン共通バナー」にボタンを設置していきましょう。

検索から流入されたお客様の目にも必ずつくエリアになります。

メルマガ登録用のURL

https://www.rakuten.co.jp/店舗URL/news.html

上記URLの店舗URL部分を貴店のURLに置き換えて頂ければ、メルマガ登録画面に遷移します。

会員登録でプゼントクーポンプレゼント等のキャンペーンを行う

次により、会員登録率を上げる仕掛けについてです。

最も効果的なのはメルマガに登録するとお客様にメリットがあるという打ち出し方です。分かりやすい例では「メルマガ登録で10%OFFクーポンプレゼント」等が挙げられます。

これを前述したメルマガ登録バナーに記載する事でクリック率を高めるだけでなく、新規顧客の購買にもつなげる事が出来ます。

クーポンを実際に配布する方法は、R-mail内のセグメント機能を用いて行います。

R-mail>管理>リスト条件一覧・登録/削除>PCテキスト/HTMLメール「新規条件作成」を開き、購入期間(申込期間)を設定し、利用サービスを本人申込に選択してセグメントをかける事でリストが抽出されます。

セグメントをかけたお客様に非公開設定にしたクーポンをお送りする事で実現できます。

毎日行うのはかなりの工数になってしまうため、週1等のルーティン作業にするとよいでしょう。

売れるメルマガを作るポイント

最後に売れるメルマガのポイントについてです。

開封率×総客数×転換率=メルマガ経由売上

上記がメルマガ経由売上の方程式になります。1つずつ見ていきましょう。

開封率を上げる

開封率を上げるためにはメールの件名を工夫する必要があります。タイトルが開封率を100%左右すると言っても過言ではないほど重要なポイントになります。

おすすめメルマガタイトルの付け方をご紹介致します。

数字を入れる

「〇%OFF」「限定〇人」「あと〇時間」と言うように具体的な数値入れる事で、関心を惹きつけるテクニックを用いましょう。

例)【最大50%OFF!】スーパーセール終了まであと2時間!お急ぎください
   誰でも使える★20%OFFクーポン★プレゼント中!毎日新作100点以上入荷中♪

読者のメリット(有益性)を冒頭に

上記の例でも挙げたように、読み手のメリット、ベネフィットを最も目にはいるタイトルの冒頭に持ってきましょう。

記号を絡ませて目立たせる

目立たせたい場所は【】や★等の記号を用いて強調する事で視覚的に分かりやすくなります。

ただ、多様はNG(楽天の規則上もNG)なのでタイトルに使う数は2回までを目安にして下さい。

30文字前後に

メルマガのタイトルは「一瞬で内容が理解できる」物にする事が大切です。

Yahoo!等のトピックスタイトルはほぼ12~14文字程度で構成されています。これは人間が瞬時に捕捉・理解できる文字の長さがこの程度だからになります。

メルマガタイトルの場合は多少長い30文字前後が理想ですが、冒頭の15文字の中に必要なキーワードを含めることで、必要な情報を瞬時に伝えられることができます。

以上を踏まえ「4Uの原則」を意識する

4Uの原則とは、「Useful(有益性)、Ultra specific(超具体性)、Urgent(緊急性)、Unique(独自性)の4つを意識したキーワードを含めて読み手の関心を捉えるというものです。

これはメルマガタイトルだけでなく、広告やキャッチコピー等でも用いられる法則で文章を書く上で非常に大切なポイントになるので意識していきましょう。

送客数を上げる

送客数とは、メルマガをクリックしてお店まで足を運ぶ事を指します。

メルマガの開封率を上げるのは比較的難易度が低いですが、送客数を高める事にハードルを感じている店舗様が多くいらっしゃいます。

お客様に店舗まで足を運んで頂くためのメルマガの内容のコツを説明します。

ファーストビューが最重要

RMS内にあるメルマガの効果測定でヒートマップやコンテンツクリック数を見ると分かるように、メルマガの内容が進むにつれてクリック数は下がっていきます。

メルマガに限らずWEBサイトでもファーストビューの印象で続きを見るか見ないかの判断を行うユーザーがほとんどです。

なのでメルマガ最上部にはユーザーにとって最も魅力的でアピールしたいものをバナーで分かりやすく配置するようにしましょう。これは非常に重要で、最初のコンテンツをクリックされなかったら、その下部をクリックしてもらえる可能性は低いと思ってもいいでしょう。

テキストよりも視覚的な分かりやすさを重視

残念な事に、お客様は店舗が思う程メルマガの文字を読んでいません。

文字だらけのメルマガよりもバナーやイメージ画像等、視覚的に分かりやすい物を多めに使うようにしてください。イメージとしてはバナー7割、文字3割ほどになります。

クリック数が少ない場合はタイトルと中身の整合性を見直す

メルマガの件名を見て期待して開封したにも関わらず、思ってたのとちょっと違う内容がメールに書いてあったらその時点でユーザーは離脱してしまいます。

タイトルに「50%OFF」等を入れた場合は、メルマガ内に50%OFF商品の紹介、もしくは50%OFF商品群へのリンクが無ければ期待外れになってしまいます。もちろん分かりやすい位置に配置する事も重要です。

1000円OFFクーポン配布中!と謳っても実は「10,000円以上の購入で」と条件が後付けされた場合、ユーザーはがっかりしてしまう可能性もあります。

このようにタイトルの期待値と中身が釣り合っていない場合はお客様はメールを閉じてしまいます。

メルマガの送客数が少ない場合は、以上のポイントを踏まえ今一度メルマガの内容を確認してみてください。

転換率を上げる

開封、送客をクリアしたら最後に転換率です。

しかし、転換率に関してはメルマガの内容以外の部分も大きく影響してきます。メルマガ経由の転換率が芳しくない時に見直して欲しいポイントは

  1. 遷移元バナーの内容と遷移先の内容にズレはないか
  2. 商品の魅力が充分に伝わるページになっているか

以上の2つです。

スーパーセール半額というバナーでページで入ってきたにも関わらず、セール対象商品が1商品しかない、商品の詳細を知りたくて見に来たのに説明が乏しい、etc..このような事になっていませんでしょうか。

また、商品の魅力をLP内で伝える事が出来ているかが購入の是非を左右します。極端に転換率が低い場合は各商品のCVRの改善や、特集ページの構成等を見直してみましょう。

まとめ

メルマガは広告費をかけずにお客様を集客できるツールです。

うまく活用し、顧客育成が出来れば売上の底上げにダイレクトにつながります。今回説明したポイントを踏まえてメルマガ運用に力を入れてみてください。

弊社ではメルマガの構成・作成・予約まで承っております。

以下がメルマガ運用のサポートをさせていただく前後の違いになります。

キャンペーン時期に取りにくくなる予約なども、希望配信時刻に予約が取れるよう動かせて頂きます。

気になる事がございましたら、ご相談だけでもOKですのでお気軽にお問い合わせください。

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