【裏技】楽天ランキングに載せる簡単な方法!ランキング経由で売上アップ
「売上を伸ばしたい!」楽天に出店している店舗様は皆様が思っている事です。
今回は効率よく売上を伸ばすための技として「楽天ランキング」を活用する方法をご紹介致します。
楽天ランキングに貴社の商品が掲載されれば泊が付き、アクセスアップ、売上もアップが見込める可能性大です。
楽天ランキングとは
楽天ランキングは楽天に出店している約40000店舗、2億5000万商品の中で“売れた物”を総合、カテゴリー、また月間、デイリー、リアルタイムに分けて見れるコンテンツになります。
楽天ランキングのジャンルとしは
- 総合(楽天市場全体でのランキング)
- ジャンル別(レディースファッション>トップス>Tシャツ等、階層ごとのランキング)
- キーワード別(検索したキーワードに該当する商品のランキング掲載アイテム一覧)
時間軸としては
- 月間ランキング
- デイリーランキング(10:00~翌9:59までの集計、毎日朝10時に更新)
- リアルタイムランキング(20分おきに集計・更新
と分かれています。
楽天ランキングに載ると売上がアップする?
楽天は月に33億PVを誇る日本一のECサイトで、その中でも楽天ランキングは多くのお客様がチェックしている箇所です。(出典:https://www.rakuten.co.jp/ec/compare/)
本来楽天店舗へのユーザーのアクセス経路としては検索経由、広告経由、メルマガ経由の3つの言われていますが、ランキングに掲載される事で流入経路が1つ増えるイメージです。
多くのお客様の目にふれるというという点で、楽天ランキングに掲載されるという事は=無料で広告を出せている状態とほぼ同義になります。
さらにユーザーの購買意欲の心理として、
“人気のある物多くの人が評価したものだから価値が高いと判断し、我先に購入したがる心理”
という物があります。これをバンドワゴン効果と言い、ランキングに掲載されている事で同種の他の物よりも価値があるように感じられるという心理を表します。
(出典:https://mtame.jp/content_marketing/willingness_to_purchase/)
お店の前に行列ができていると、気になって並びたくなってしまうのもこの効果です。
つまり、楽天ランキングに掲載させる事で
- アクセスの増加
- 他の商品より優れている裏付けがある事による転換率のアップ
を見込む事ができます。
楽天ランキングは独自のロジックが存在する
では早速売上アップのために楽天ランキングへ掲載するための仕組みについて解説して参ります。
結論から言えば、楽天のランキングに載せるためには「売上を上げる」事が必要になります。
しかし、ここには楽天独自の仕組みが存在します。それは
単純な売上高(売上額)に基づいたランキングではない。
という事です。筆者は元々楽天でECコンサルタントを行っていましたが、実際楽天の売上シェアや商品数は「楽天BOOKS」や「楽天24」等の楽天が運営している店舗や、月何十億という売上がある某大手ショップたちが多くを占めています。
にも関わらず現実の楽天ランキングには月商数百万(下手したら数十万)クラスの店舗や、運営歴の短い店舗が入賞を果たしています。
ここに楽天独自の仕組みが存在します。
楽天ランキングの独自ロジックとは
もちろん、先述した通り「売上を上げる」事は楽天ランキングに載せる為に非常に重要なポイントにはなりますが、単純な売上高ではないとしたら、何がランキングに影響してくるのかと言うと…
- 売上金額
- 販売数量
- 購入者数
- 前期間との伸び率
この4つになります。ここで意識したいのが「購入者数」と「前期間との差分」です。
楽天ランキングの購入者数とは
売上を上げるだけで楽天ランキングへの掲載が可能だとしたら、1人のユーザーが大量に買えば済む問題です。
しかし、楽天ランキングへの入賞には「購入者数」という指標が存在ます。つまり、1人のユーザー、同一の楽天ID(例えばランキング入賞を狙った内部の人間による注文)からの大量注文はランキング掲載のカウントから除外されます。
※現在では上記のような方法は禁止事項となっています。
あくまでも多くの人によって買われているという事がランキング掲載へのポイントになるので、覚えておきましょう。
楽天ランキングの前期間との伸び率とは
前期間との差分とは、各時間軸のランキングの前の期間での売上の伸び率(%)を指します。
- 月間:前月との差分
- デイリー:前日との売上の伸び率
- リアルタイム:前20分との売上の伸び率
前の期間に比べてどれだけ売上が伸びたか、もランキング掲載に大きく影響しており、実際に小規模の店舗さんがランキングに入賞出来るのは、このロジックのおかげだと言われてます。
楽天ランキングへの載せ方
楽天ランキングのロジックがわかったところで、早速楽天ランキングに載せる実践的な方法を紹介致します。
独自ロジックの箇所でも説明した通り、楽天ランキングに掲載させるためには、短期間で今までよりも大きな売上を集中して作る事が必須です。
総合ランキングに載せるためには数千万/商品の売上が必要になってくるので、まずはジャンルランキングから狙いましょう。
準備
- 入り口商品の準備
- 販売期間の設定
- モール内SEO対策
まずは楽天ランキングで入賞を狙いやすくするように入り口商品を設けましょう。入り口商品としては「お試し商品」「訳あり商品」等の理由があってプロパーよりも価格が低く出来る物がオススメです。
また、短期間に売上を集中させる事が必要なので、販売期間設定を設ける事で、売れる期間が分散しないようにします。
タイミング
タイミングとしては楽天全体としてアクセスが集まるスーパーセールやお買い物マラソン等のタイミングがおすすめです。
しかしこのタイミングは競合店舗も仕掛けてくる可能性が高いので、実験的にポイントアップ祭りや毎月10日等に狙ってみるのも良いかと思います。
※毎月10日は楽天市場内で最も転換率の数値が高くなる日です。
その他すべき事
- メルマガの配信予約
- ランキング入賞を狙う商品にポイントやクーポンの設定を行う
また、本気でランキング入賞を狙うのであれば出来る事は全てやるが吉です。ランキング入賞を狙うタイミング(販売期間の開始直後)にメルマガの配信を予約し、転換率を向上させるためにポイントやクーポン等を仕込んで置くことも忘れないようにしましょう。
以上の流れを抜かりなく行う事で、ランキングに掲載される可能性が上がります。
【超裏ワザ】楽天ランキングへの載せ方┃予約販売の活用
とはいえ、メルマガのリストも少ない、一気にお客さんを集める力がまだない、という店舗様もいらっしゃると思います。
そんな店舗様におすすめなのが今から紹介する裏ワザです。それは…
予約販売機能の活用です。
予約販売(予約購入)とは発売前の商品を予約購入できるサービスで、予約購入後は販売日がくるまで決済はされません。
つまり、予約販売期間中に予約購入された金額が、販売開始時に一気に計上されるという仕組みになっています。
これは楽天ランキングのロジック「売上金額」「販売数量」「購入者数」「前期間との伸び率」全てにおいて有効にアプローチする事ができます。
極論、数ヶ月予約を貯めて一気に計上させるという事も可能です。(※とはいえお客様の事を考えると何ヶ月も待たせる事は難しいですが、仕組みとしては可能です。)
準備や販売開始のタイミング、やるべき事についてはメルマガを省いて上記で説明した方法と同じように行い、メルマガに関してはリストがある店舗様は予約期間中に数回投げて予約数を増やすように心がけてください。
一気に集客をする事が難しい店舗様はこの方法でランキングに入賞させるハードルを一気に下げる事ができます。
ランキングのロジックは常に変わっている
今回紹介させて頂いた内容は、2019年時点での手法になります。
弊社での検証に基づき編み出した方法になりますが、この楽天ランキング掲載ロジックは今までもそうだったように、常に変化する事が予想されます。
弊社では常に検証、改善を繰り返す、このような売上アップ手法を研究しておりますので、また新たな情報があり次第紹介させて頂きます。
ランキング掲載がゴールではない
また、楽天内で売上アップを本質的に考えた時に、ランキングに載せる事がゴールではありません。
ランキング経由で流入したお客様を確実に購入につなげ、かつそのお客様をリピーターへ育成していく事で売上の母数を増やして行く事が実現できます。
そのためには
- ランディングページの最適化(競合分析やABテスト)
- 新規顧客へのメルマガ配信
- 入り口商品が飽きられてしまわないような工夫
等の施策が必須になってきます。
弊社では楽天ランキング掲載等、売上アップの施策はもちろん、分析結果の内容を踏まえた上での今後の戦略のご提案もさせて頂いております。
自店舗の伸び悩み、アクセスの伸び悩み/低下、競合店舗に売上のシェアを取られてしまっている等でお悩みの店舗様は是非一度、弊社にご相談(無料)下さいませ。